佐渡研究室

佐渡研究室とは

佐渡研究室は、新潟大学佐渡自然共生科学センター演習林に所属する教員4名で構成されており、佐渡研究室に所属する学生(農学部、理学部)や大学院生(自然科学研究科)が日々調査研究を行っています。通称「佐渡研」と呼ばれる本研究室では、演習林内のスギ天然林や小佐渡地域の里山をフィールドとする様々な研究が行われています。また、全国の研究者および学生による演習林利用も広く受け入れておりますので、興味のある方はぜひ一度佐渡までお越しください。

構成員

教授 梶本 卓也 准教授 本間 航介 准教授 阿部 晴恵
特任助手 蕪木 史弦 フェロー 崎尾 均

所属学生

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学年 名前 研究タイトル
修士課程2年 熱方悠人 島嶼性ツリガネニンジンのポリネーターシフトを駆動する生物間相互作用の解明
石原 奏 クリの萌芽と潜伏芽の関係性について
河﨑健太朗 佐渡島大倉川における流程に沿った流下物と水生昆虫相の季節変化
小林幸平 都市環境と人間の認知的反応がヘビ類の適応に与える影響
杉山莞玖斗 スギ天然林に形成されたパッチ状植生が土壌動物群集に及ぼす影響
多田民生 佐渡島と本州におけるカタクリの形質と遺伝的分化
中村美貴
修士課程1年 相原美彩 佐渡と本土における植物の網羅的な形態比較
岡田柚佳 佐渡島の天然生スギ林における動態と攪乱の影響
学部4年
酒井省吾 落葉広葉樹の萌芽性に関する研究
佐藤嶺花 佐渡演習林におけるスギ天然林の蓄積量の変化
櫻井千穂 送粉者相の違いによるツバキ節の花蜜菌類群集の変化
重野皓汰 佐渡島における広葉樹林施業の可能性について
深井こるり 佐渡島平野部に生息するモリアオガエル成体の移動ルートと生息環境の解明
宮﨑悠聡 植物由来のDNAの河川への流入経路について
渡辺晃史 佐渡島と本土側でのクロサンショウウオの系統地理解析

卒業生

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卒業年度 学年 名前 研究タイトル
2023年度 修士課程 木嶋健志 佐渡島におけるニホンイタチの由来と外来種ニホンテンのニッチ重複検証
原彩峰 江(承水路)における水深の違いが水質、植生、水生昆虫に与える影響について
藤田健 佐渡島におけるモリアオガエルのニッチ拡大に伴う形質変化とその要因
学部4年生 阿部健人 旧薪炭ブナ林の持続的管理と利用
井上大嘉 スギ天然林内のセーフサイトと実生更新動態
岡田航大 佐渡島でのブナ林の生態
川上和希 佐渡島におけるヒノキアスナロの成長特性
ZHANG Ruiqi 島における白花化現象について
中島正太 天然生スギ林の年輪解析を通した成長過程の推定
松山侑樹 佐渡島におけるタヌキとイエネコが人間社会や島嶼生態系に与える影響
2022年度 修士課程 堀田 崇仁 ツバキ亜属樹種の葉と花に生息する菌類の環境適応について
渡部 侑果 佐渡島における魚食性のシマヘビが担う物質循環機能
学部4年生 小林 大介 ブナ樹幹の根元曲がりの材利用に関する研究
高橋 遼平 長期動態計測による多雪地スギ天然林の維持機構の解明
棚田 みのり ダケカンバ相互移植実験における産地・環境・樹形の関係性の解析
2021年度 博士課程 古郡 憲洋 Ecological functions of ecotones from forest to paddy field in Japanese satoyama landscape
学部4年生 木村 悠里 コナラ・ミズナラにおける萌芽と潜伏芽の関係
高橋 真聖 佐渡島の外来植物の過去と現在の比較
本山 直樹 佐渡演習林の風衝地におけるハクサンシャクナゲの可塑性発現
2020年度 修士課程 伊藤 翔 佐渡島におけるシマヘビのハゼ食に関する研究
松浦 隆介 沼ノ平地すべり地域における植生の多様性
学部4年生 飯樋 玲海 ブナにおける萌芽と潜伏芽の関係
蒲澤 優太 佐渡演習林の風衝地における植生分布
久保田 美理 蘚苔類が佐渡島のスギ天然林での倒木更新に与える影響
根本 航輔 佐渡島内の多様な森林環境における子実体に基づく菌類相調査
向野 峻平 佐渡島における漂着イノシシの遺伝解析
村上 貴俊 サンショウウオの大顎化に関わる環境及び遺伝的要因
2019年度 修士課程 石川 峻 牛を用いた稲作における里山流域の窒素循環の推定
平方 広大 コナラ属落葉高木におけるbud bank類型化と萌芽枝形成との関係
学部4年生 青木 大樹 佐渡河川におけるイワナの食性についての研究
後藤 俊矢 クロサンショウウオの大顎化に応じたヤマアカガエル幼生の誘導防御発現量の比較
今 あゆみ 渓畔林構成樹種の種子生産における豊凶周期と長期年変動のメカニズム
佐藤 憲史 水田生物群集に対するネオニコチノイド系殺虫剤の影響
宍戸 勇 里山の窒素循環の定量化による管理・評価手法の開発
清水 宏一郎 ヤマアカガエル幼生の捕食と同種間共食いに応じたクロサンショウウオ幼生の大顎化の比較
平山 こころ 伊南川におけるハリエンジュとヤナギ類の分布様式に及ぼす河川環境と生理生態要因
蓑和 冴文 ヤブツバキとユキツバキの交雑帯における花形質と遺伝的基盤
宮原 直也 落葉広葉樹7樹種のクローナル木本の萌芽特性と潜伏芽の貯蔵様式の関係
2018年度 博士課程 中野 陽介 高木性樹木サワグルミにおける積雪傾度に伴う生活史戦略の変化
修士課程 井田 勇也 窒素循環を指標とした里山評価
伊藤 菜美 渓畔林における林冠木の遷移段階に伴う下層植生の変化
片山 瑠衣 ユキツバキの花形質はポリネーターである昆虫に対して適応的か?ポリネーターシフトに基づくツバキ節の種分化の検証
内木 翔大 多雪に適応した繁殖戦略が佐渡島のヒノキアスナロ林の群落構造に与える影響
学部4年生 小池 南 島嶼環境における在来カエル幼生は外来種アズマヒキガエルの毒に対する耐性を持っているのか?
小林 郁奈 佐渡・粟島における森林性ネズミとオニグルミの関係
庭野 元気 伊南川の河川攪乱がハリエンジュとヤナギ類の分布に及ぼす影響
2017年度 修士課程 武藤 公樹 オオミスミソウの越冬葉の生態的意義
学部4年生 高野 兼也
藤野 光種 佐渡島と本州間のヤマアカガエルの形態比較と遺伝的分化の検証
柳澤 海大 モリアオガエルのクロサンショウウオに対する防衛機構の解明
2016年度 修士課程 山田 協 キセン城ビオトープ群における生物多様性の環境要因特性
2015年度 修士課程 三浦 弘毅 ヤブツバキとユキツバキの種分化について
学部4年生 石栗 裕太 非破壊による動物相の生物調査方法の検討
高橋 沙也香 積雪環境下で菌類・バクテリアが越冬期のブナ種子の生残に及ぼす影響
津野 きりこ シカの侵入による生物相の変化
2014年度 修士課程 大杉 周 シダの胞子と形態による森林内の住み分けについて
宮島 伸子 林間放牧縮小が自然草原を含む半自然草原の植生遷移に与えた影響
学部4年生 岸本 真秀 交流電気を用いたクローナル成長の確認
中山 千歳 本州と佐渡島におけるホタルブクロの花色変異をもたらす要因の解明
2013年度 修士課程 戸塚 聡子 雌雄異株植物ハナイカダHelwingia japonicaの生活史戦略
長島 崇史 台風撹乱が多雪地のスギのクローン構造に及ぼす影響
新国 可奈 大規模攪乱が山地河畔林に与えた影響とその後のヤナギ科樹種の初期定着過程
2012年度 修士課程 高橋 もなみ 佐渡島とその周辺地域における冷温帯植生の比較
学部4年生 多賀 千恵 佐渡島のナラ枯れ被害地における林床の操作実験による高木性実生の更新
2011年度 修士課程 川上 祐佳 土石流跡地における植生更新
白井 航来 ナラ枯れが里山林の群集動態に与える影響
中山 晴夏 雌雄異株植物マタタビの有性繁殖器官及び栄養器官における雌雄差
学部4年生 久野 真純 多雪地におけるブナの開葉タイミングとその機構
2010年度 修士課程 大野 葵 多雪地における実生更新からみたスギ天然林の動態

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